あなたは工務店と対等に話せますか?
工務店さんは建築のプロです。
あなたは素人です。
あなたは、工務店さんと対等に話せますか?
最近言われている欠陥住宅にならないように、いろいろな本やインターネットで、勉強される人が増えています。
たとえば、たくさん勉強した結果、今自分が建てている家が欠陥住宅だと思って、現場監督さんに、そうではないかと聞いてみたとします。
監督さんは、「これは、間違いではありません。このやり方でもOKなんです」と、説明します。確かに、自分はプロではありません。だから、監督さんを信用して、納得するしかありません。
でも、こんなことで、欠陥住宅は防げますか?
たとえ勉強して知識を身につけたとしても、建築の専門的な事を、素人のあなたが見抜くことなどできないのです。見抜いたとしても、ごまかされてしまうのが落ちです。
こんな大きな事でなくても、見積もりの単価について聞いても、「これであっています」といわれてしまえば、納得せざるおえないのです。
こんなとき、あなた側に立ってアドバイスしてくれる人は必要ないですか?
お客さんの立場に立って、プロの工務店と対等に話せるのは、やはり設計事務所です。当然、各工程で不具合がないかもチェックします。
設計施工の工務店には、「第3者機関にチェックしてもらいますので心配ありません」というところがありますが、第3者機関は、設計図の通り図面ができているかをチェックするところです。その設計図が間違っていれば、どうすることもできないのです。でも、その設計図は工務店が書くのです。
VANX1級建築士事務所では、設計図面はもちろん書きますが、その設計図を次は工務店がみて、構造や収まりについて検討しています。どちらか一方の言うことを聞くのではなく、互いに高めあっているのです。