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耐力壁

江並の家耐力壁をつけています。
耐震に重要な部分です。
耐力壁には構造用合板を使うもの、筋かいを使うのもなどがあります。
構造用合板を使う場合、釘の種類N50、釘の間隔15cm以下などの基準があります。チェックするときは、これに沿ってやっているか見てください。

構造用合板と筋かいでは、筋かいの方がより頑丈な壁になります。(たすきがけにした場合)

ならどうして、構造用合板を使ったかというと、理由があります。
まず、断熱材が十分入る。 構造合板を使った場合、柱の外につけるので、断熱材は、柱の厚みのところに入ります。

しかし筋かいの場合、断熱材と筋かいが入ることろが同じなり、斜めに入る筋かい部分に、十分断熱材が入らないこともあります。隙間ができてしまったり。小さな隙間でも、断熱にとっては致命傷です。

2つ目の理由として、断熱、防音になる、ということです。筋かいの場合、耐力壁をつくることのみですが、構造用合板の場合、外壁部分のサッシ部分以外はすべて張りますので、外部の音が軽減されたり、また、木自体も断熱性能がありますので、断熱材+合板ということになり、より効果があるというものです。

耐力壁に、構造用合板を使うか、筋かいを使うかは、現場によって判断しています。地震に強い、快適な家は基本ですから。

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