奇抜な家にならない?
確かに、建築家の中には、個性が強すぎる人がいます。人と違った事をしようとしたり・・・。
こんな建築家に普通の住宅を依頼してしまうと、奇抜な家になってしまうかも知れません。しかし、お客様がその建築家とよく話し合って、奇抜な家にしたのなら、問題はありません。
私は、奇抜な家は好みません。逆に地域に溶け込む、昔の家が好きです。地域に溶け込んでいるのだけれど、よく見ると、デザインされている、感じがいい・・・そんな家。
モダンな和風。シンプルな和風。ナチュラルな和風。洋的な和風。
私は、無駄なデザインはできません。構造から来るデザインや、空間構成のバランスの良さにとって、程よくデザインされていると感じて欲しいのです。
だから、私のつくる家は、普通の家です。普通の家だけれども、なんとなくバランスがいい、なんとなく美しいを目指しています。