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2008年5月アーカイブ

設計士の家を見に行きませんか

自然が生きる家を感じてみませんか?

随時見学会を開催しています。
また新築の住宅見学会の案内がほしい方も受け付けておりますので
お問合わせください。
インターネットからのお問い合わせはここからどうぞ。
【TEL】 086-276-9320 でも受け付けております。
随時見学会を開催しています


この家は、私が独立して最初の仕事です。住まいは、家族が一番暮らしやすいように、我が家のライフスタイルに合わせて設計しています。心地よい暮らしができるように、自然の素材を多く使い、そこに暮らす人の夢をかなえるような家作りを心がけています。

地図

自宅兼事務所を造りあげていく過程を日記形式に綴っている「設計士の家づくり」も是非ご覧ください。

OMソーラーの家 夏の昼

OMソーラーの家 夏の夜


夜空に向かって地表の熱が吸いあげられる放射冷却現象により、屋根が夜空によって冷やされます。これを利用して、少しでも温度の下がった涼風を部屋の中に採りこみ、夜間採涼します。「冷房」とまではいえませんが、自然の心地よさを活かした採涼法です。

OMソーラーの家 冬の昼


OMソーラーシステムは、システムが稼働しているときはつねに新鮮な外気を部屋に採り込んでいます。暖房しながら、気がつかないうちに換気もしているのです。
暖かく住むには、建物の気密はかかせない。でも気密を高めると、換気量が少なくなって、部屋の空気が汚れてしまう。
そんな建物の気密性と換気のバランスの面からも、OMソーラーシステムがいま注目されているのです。

業務内容

住む人のために図面を書いています。
だから二人三脚で仕事を進めていくのです。

設計士は、施工する会社や工務店のために図面を書いているのではありません。あくまでも、住む人のために図面を書いています。この感覚はとても大切なことだと思います。
そんな設計をするためには、住む人のライフスタイルやライフサイクルをヒアリングし、それに最も適したアドバイスをするところからはじめなければなりません。
そこで生活される方と設計士と施工業者の、全てがよい協力関係にないと、決して満足できる家をつくることはできないのです。

設計士の仕事は、
施工のための図面を書くだけと思ってはいませんか?

設計士は建て主と施工業者の間で、第三者的立場にあります。
現場における総監督の役割で、大なり小なり必ずおきる設計変更に対する対応とか、それにともなう施工費用の増減に対するの調整、材料の検査や、製品のチェック・・・等々、公平な立場で監理しています。

それでは簡単な仕事の流れをご紹介します。

お問い合わせから

家づくりに対する想いや要望、予算等の条件を話し合います。
家づくりの方向性を決めるために、とても大切な作業です。

次のステップへ!
計画案の提示

いわゆるプレゼンテーションです。
私に設計監理業務を委託していただくかどうか、ここで判断していただきます。

次のステップへ!
設計の依頼(契約)を受ける
  • 家族構成(年齢等これからのライフサイクル)
  • 住まいに対するイメージ、要望(洋風、和風、日当り、眺望等々)
  • 必要部屋数とその広さ
  • 部屋別必要諸設備
  • 収納について
  • 既存家具の扱いについて
  • 建設に関わる予算について

・・・などについて、より詳しいヒアリングを実施します。

次のステップへ!
現地調査

建築基準法のほか、法的な制限される地域があります。
敷地いっぱいに家を建てるように依頼されても、法的にできない地域もたくさんあるのです。
建築基準法では、良好な住環境を保つために制限を取り決めた地域、商業・工業に適した地域・・・など、地域ごとに細かく指定しています。
その区分によって、建ペイ率や容積率、面積に対する制限や高さや日照に対する制限は様々なのです。
こういったことを調査するのも建築士の仕事です。

次のステップへ!
詳細見積り提示

基本工事の客観的な検討をするために工事、材料、諸経費に対する単価、数量、仕様を書き出します。

次のステップへ!
設計図作成

家の性能・機能・仕様を網羅した図面作成
例:木造2階建(建坪40程度)で40枚程度の図面を作成

次のステップへ!
工事請負契約及び確認申請

施工者を決定し工事請負契約を結び建築確認申請をします。
見積りに基づいて仕様及び予算を調整するのも設計士の仕事です。

次のステップへ!
着工・施工

地鎮祭
設計士の行う現場検査は、建築基準法で決められた中間検査だけではありません。
随時、チェックと打ち合わせが必要なため、工事の進行状況にそった監理業務を行います。
ドア、家具等発注物が間違いないか検査、承認もします。
細かな納まりや色決め・コーディネイト等に関しても流れの中で行っています。

次のステップへ!
竣工検査

是正事項の手直しを指示します。

次のステップへ!

完成引渡し

次のステップへ!

入居

リフォーム

リフォームこそ設計を
リフォームをする場合は、工務店まかせにされる方が多いと思います。
しかし、リフォームの時こそ 設計事務所を通された方が良いと私は提案しています。

良い点1

リフォームには、単価があってないようなものです。また2社以上の見積もり合わせもなかなかできません。結局は工務店の言い値になってしまいます。
その点、設計事務所は、各材料の単価を知っているので、正当な価格で工事の監理ができます。予算を言って頂ければそれにあわせたリフォームができます。

良い点2

リフォームする部分としない部分とが出てきますが、しない部分の見え方を考えながら、新しいところの工事を考えます。ちぐはぐにならないように、美しくします。
また、私は、お客さんから言われたこと以上に、美しくまた機能的になるよう提案しながら設計を進めていきますので、思われている以上のことができるでしょう。

家造りQ&A集

このサイトは、住宅設計について悩んでおられる方へ、少しでも参考になればと思い運営しています。1級建築士の立場から、辛口の意見やアドバイスを行っています。

家造りQ&A集

Question:工務店かハウスメーカーか

Answer:
大きく分けると工務店、ハウスメーカー、設計事務所になります。
ハウスメーカー
…家を既製品として買うようなもの。実際に見て触って確認しないと信用できない人向きです。メンテナンスフリーのものが多く、万人に対して平均的できあがりだと思います。
工務店
…今は各工務店が特徴をだしながら工事をしています。
健康住宅、ソーラーシステム等。
またお客さんが言ったこと、要望したことはできています。
お客さんの思いと 工務店の考えが一致すれば、満足いくものができるでしょう。
設計事務所
…設計事務所も特徴があります。アトリエ事務所から大手設計事務所まで、いろんな考えを持った方がおりますが、一般的にはお客さんが要望したこと以上のことを提案し実現してくれるでしょう。いろいろな仕掛け、感動を創り出すでしょう。お客さんの身になって打ち合わせをすることから、多くの時間が必要となります。時間の取れない人、打ち合わせをわずらわしいと考える人には不向きでしょう。
以上のように、何に重要性を置くかで違ってきます。あなたにとって、何が重要ですか?

Question:設計事務所に頼んだら工事費は高くなるの?

Answer:
設計事務所に頼んだからといって高くなるとは限りません。
あなたの予算によって、どのくらいの建物が建つか、あらかた決まります。
目安として以下の通りです:
   木造:45万円/坪(ローコスト)~70万円/坪
   鉄骨造:55万円/坪~75万円/坪
   鉄筋コンクリート造:70万円/坪~100万円/坪
仕上げ、設備によって、かなりのひらきが出てきます。
ハウスメーカーは30~40万円/坪というのもありますが、オプション工事が多いので実際には上の価格に近くなるでしょう。

Question:設計費はいくらぐらい?

Answer:
設計費用をサービスしているところがありますが、実際には図面がないと工事はできません。設計料サービスと言われている工務店も、実際には工事費に上乗せしている場合が多いでしょう。
設計事務所の場合、住宅なら7~15%が普通でしょう。

Question:小さい敷地で、お金もあまりかけられないけど、相談できますか?

Answer:
極小敷地、ローコストハウスこそ設計事務所の腕の見せ所です。
一見悪い、厳しい条件のように思えることも、発想の転換で、特徴のある素敵な家になることが多いです。敷地が小さいから、予算が少ないからといって、仕事をうけないことはありません。
お気軽にご相談ください。

Question:土地決まっていないのですが、相談にのってもらえるの?

Answer:
土地探しもサポートします。信頼できる不動産業者に協力してもらい、土地の情報取得から購入までのサポートをします。土地取得に家のプランが出来ていれば、土地の購入も安心して出来ます。また、良い土地、悪い土地の見極めも出来ます。お気軽にご相談ください。

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