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完成見学会

土曜日、日曜日と完成見学会をしました。この日は、この冬一番の冷え込み、なおかつ、冷たい風が、吹いていました。外で受付を担当してもらった、工務店の女の子には、大変厳しい2日間だったと思います。ありがとうございました。
おかげさまで、大変多くの方に来ていただきました。家の中では、「玄関開けたら、木の香りがして、いいね」や「シンプルなのに、暖かい感じがする」などの感想を直接言って頂き、うれしく思っています。1時間以上もじっくり見られる方、地震に強い構造に興味をもたれる方、コストに関心のある方など、さまざまでした。少ない時間でしたが、一人一人に、できるだけの説明をさせていただきました。
また、うれしかったのが、今まで設計したお宅の方がすべて、この見学会に見えられたことです。なかなか、家が完成したあとは、お会いする機会がないのですが、
こういう時に、お元気な顔を見られて、良かったと思っています。
この福富の家の施主さんももうすぐ入居です。今は気に入っていただいているようですが、本当は入居してからが、本当に満足していただけるかどうかなのです。電気のスイッチ1つでも、使いにくいことになれば、家全体が不便に感じられるものです。
お施主さんも、引越しを楽しみにしているでしょうが、実は設計者も、わくわくどきどきものです。
引越ししたあと、またお邪魔します。

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地震に強い家 3 上棟しました

上棟しました。

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地震に強い家 2

いよいよ、地震に強い家、着工しました。
まずは杭打ち。岡山で建物を建てる場合は、どうしても杭は必要になっていきます。表層改良、柱状改良、鋼管杭、PC杭など、色々あります。今回は、柱状改良杭になりました。これは、簡単に言うと、地面に40cmくらいの穴を開け、セメントを流し込んで固めて、杭状のものを作るのです。摩擦杭になるので、廻りの地盤が下がると一緒に下がります。一番困るのが、不同沈下といい、建物の一方だけが沈んで、一方は沈まないケースです。この不同沈下をできるだけ最小限に、許容範囲にとどめようとする方法です。

建物の下だけでなく、ポーチや外部の設備を置く所の下にも、打っています。
建ってしまえば、分らなくなる所ですが、十分に検討して工法を決めなくてはいけません

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地震に強い家 1

大変ご無沙汰しています。
更新しなければと思いながらなかなか時間がとれません。
習慣づけば、いいのだけれど・・・。

今設計しているのは、地震に強い丈夫で安い家。
建て主さんは、費用は出来るだけ安く抑えたい、しかし地震に強い家をつくって欲しい、が要望です。相反する要望なのですが、それを実現させるのが設計士です。頭をひねりました。構造は、在来木造以上に、頑丈で、価格は、タ○ホーム、アイ○ルホーム程度に収まりそうです。

構造は全て集成材。構造計算をして構造メンバーも決めています。岡山の場合、木造では、3階建て、もしくは500?を超えないと構造計算は必要ありません。一般的な家では構造計算までは、しなくても問題はありません。しかし、私は、従来の、大工のカンで構造を決めていくことに、少し違和感はありました。大工のカンによって、家の丈夫さが変ってくるのもおかしい気がしていました。

今回は地震に強い、丈夫で安い家。地震に丈夫な家を造ろうとすると、壁を多くする方法があるのですが、1階のプラン上壁をあまり多くしたくない。壁量を少なくして、丈夫な家を造るために、構造計算はどうしても必要でした。壁が少ないと、在来工法では、地震に弱くなるのですが、それを克服できる工法もあります。家は1軒1軒違いますので、その間取りにあった工法を考えています。木造でもいろんな建て方がありますので、設計事務所によく聞いて家づくりを進めるのが成功する家づくりのポイントだと思われます。

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