2階にテラスのある家 サッシ工事 2007年05月30日
2階にテラスのある家のサッシ工事はとっくに終えているのですが、少し工夫を凝らしているので、少し書いてみます。鉄骨造の場合、サッシが、外壁より出ていることが多い。それは、鉄骨胴縁に、外付けのサッシをつける場合が多く、外壁のボードが薄いので、どうしても、サッシが外壁から飛び出して見えてします。
これだと、建物に凹凸間がなくなってしまう。鉄筋コンクリートの建物はどうして重量感があるのかといえば、壁厚が厚く、サッシが入り込んでみえる。それゆえ、重量感が出るのも、理由だと思う。
今回、鉄骨造なのだが、重量感を出したい。ということで、道路側だけ、外壁の鉄骨を2重にした。
内側の鉄骨にサッシを取り付け、外側の鉄骨に外壁を張った。
そうすると、外壁から10cmほど、サッシが、内に入り込む。
こうすることによって、建物の重量感がでる。
鉄骨造の場合、軽快に軽く見せること事も、できるし、重厚に重く見せることもできる。
そこには、ちょっとした、工夫が必要である。
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玉野長尾の家 地鎮祭 2007年05月28日
玉野長尾の家の地鎮祭が行われました。
今回、畑を造成して、擁壁を造ったり、進入路の整備などをしていたため、着手日から、日にちが経ってしまいました。
これから、建築工事に入っていきます。
その前に、地鎮祭。
土地の神様に、家を建てることの、報告と、工事の安全、また、住まわれる方の健康、繁栄を願っての儀式です。
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御津の家 2世帯リフォーム トップライト工事 2007年05月22日
御津の家 2世帯リフォーム かわら工事が始まりました。現場に行ったとき、瓦を葺く準備をしていました。大工さんが、「トップライトもつけといたよー」と言われるので、見てみました。
あっれー?少し違う。場所が違う。これは最初の図面の位置。変更により、より明るくなる、階段上に、図面を直したはず?この変更は、大工さんにも了解済みのはず?
場所が違うことを大工さんに告げると、位置変更は、倍手間がかかる、といわれる。確かに、はずして、、穴を開けて、新しい場所に、付け替えて、違う箇所の穴をふさぐ。作業量としては倍かかりそう。
瓦も今日から葺き始める。瓦屋さんにも、迷惑がかかる。変えるなら今すぐしないと間に合わない。
どうしよう、このままでも、最初に思っていた場所、悪くはない。しかし、もっといい場所を、見つけた、その場所を、図面に書いたはず・・・。
どうしよう・・・。
と考えているうちに、大工さんが動き出す。位置変更ができるか検討をし始める。
瓦3枚分上にすると・・・。瓦屋根のため、正確な位置出しも必要。
できる。階段の天井上にできる。変更すると、決まったら、3人がかりで、直してもらった。
屋根板を切る大工さん。
一度つけたトップライトをはずす大工さん。
トップライトの下地を作る大工さん。
ここでも3人の息のあった所を見せていただきました。
何とか位置変更を完了して、瓦工事に間に合いました。
大工さん、瓦屋さん、ありがとうございました。
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住宅展 無料相談会 2007年05月18日
建築家5人で立ち上げたアーキ・ダブルの第4回住宅展/住宅無料相談会が行われます。
5月19日(土)・20日(日) 松下電工 ショールーム 2階 で行われます。
アーキダブルのホームページはこちら↓
http://www.archi-w.com/
5人は、それぞれの設計事務所をしながら、2ヶ月に1度、無料の相談会を行っています。
建築家に相談するのは敷居が高いと思われるかも知れませんが、家づくりで、悩まれている方にとっては、絶対得すること間違いなしです。少しだけ勇気をもってお越しください。
われわれは、工務店に束縛されない家づくりを提案しています。
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御津の家 2世帯リフォーム 上棟その2 2007年05月16日
御津の家 2世帯リフォーム 上棟の続きです。上棟時の大工さんの動きといったら、なんて手際のいいことなんでしょう!
誰一人として、サボっている人、ダベっている人は、いません。
当然なのですが、その当然が、なかなかできない世の中なので、感心してしまいます。
棟梁しか、全体像を知っていないのに、特に細かい指示をしないで進んでいるのが不思議です。
確かに、柱、梁には、通り符号がつけられ、それを順番に組上げれば、できるのですが、・・・。
それぞれが、しっかり役割分担で仕事をしているからなのでしょうか?
そろそろ終わりかな?の時間が近づいてくると・・・。
最終、既存との取り合いを、加工している大工さん。
雨が降っても、既存部分が雨漏りしないように、屋根にシートをかける大工さん。
指示されないのに、必要な分だけ、シートを、持ってあがる大工さん。
1階で、木材を整理する大工さん。
掃除を始める大工さん。
さいご、みんな同じ時間に終了します。
一人だけ、早くに終わっていないし、1人だけ、最後まで作業をしていることもありません。
これが、誰が指示するでもなく、できていることが、すばらしいですね。
それに、ここの大工さんにしてもらうと、いつも言われることがあります。
「いい大工さんの廻りには、いい職人さんが、集まるのですね。」
「ピアスをしているけど、みんな挨拶は、しっかりしてくれる。」
「この現場にきてくれる人は、みんないいたちばかりですね。」
不思議なことに、まったく違うお客さんから、同じようなことを、いつも言われてしまいます。
私がほめられているわけではないのですが、何かうれしいですね。
時には失敗することも、あるのですが、こんなことを言われてしまうと、次も一緒に、しようかな、と思ってしまいます。
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